2020.07.03
最高のデザインに暮らす L&T ⑭視線が斜めに通り、
更に一旦庭を通ることにより、奥行きと変化が生まれる。
人の動きも直線的ではなく、寄り道もできる居場所が生まれる。
視覚的にも動線的にもドラマがあり、
面積だけでは測れない,豊かな空間の広がりを感じられる。
室内と屋外を明確に区切るのではなく、つながりを持たせながら屋外を部屋の一部として取り込むことで、季節の移り変わりに伴って様々な表情を見せる。
光、風、空、木々、そして近景、遠景までも室内に居ながら、五感で感じることができる。
室内は窮屈な小さな部屋で区切るより、
仕切りのない空間の方が、ゆったりとし‘家族の顔も見える。
しかし「大きい」からと言って、
「箱」のような1部屋があるだけでは落ち着かない。
そこで、アングルのある空間にすれば、家族が集まる家の中心となるとともに、 多くのコーナーが生まれ、連続した空間の中で家族みんなの居場所がたくさん現れる。
家族の紳が深まるのはもちろん、プライベートな時間も過ごせる。その適度な距離感が大切である。
サンアイグループ
オーガニックハウスブランドマネージャー 坂本